デザミス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役兼CEO:清家浩二、以下:デザミス)と当社は、日本大学生物資源科学部獣医学科の堀北哲也教授、ならびに八丈島乳業株式会社(所在地:東京都八丈島)と連携し、離島の獣医療課題解決に向けた取り組みとして、牛の総合診療サポートツール「U-メディカルサポート」を用いた遠隔診療を実施いたしました。
離島の乳牛を救うデジタル遠隔診療、八丈島「ゆーゆー牧場」にて実証完了
~日本大学の堀北教授が「U-メディカルサポート」を活用し、約300km離れた場所から乳牛をリアルタイムで診療~

1.「U-メディカルサポート」を用いた遠隔診療の実施と成果
●背景:離島・遠隔地における「獣医療空白地帯」の解消へ
日本の畜産現場では、獣医師の高齢化や地域偏在による「獣医師不足」が深刻化しています。
特に、八丈島のような離島では、専門的な知識・経験を持つ獣医師がすぐに現地へ駆けつけることが難しく、十分な診療体制の維持が困難です。これは、高品質な乳製品を支える乳牛の健康管理において大きな課題となっています。この課題を解決するため、物理的な距離の制約なく獣医師の知見を現場へ届ける「遠隔診療」の体制の構築が強く求められています。
●実証内容:八丈島「ゆーゆー牧場」へのデジタル遠隔診療と電子カルテ化
この実証により、デジタル技術を活用することで物理的な距離の制約を解消し、移動時間ゼロで獣医師の知見を現場に届けられること、ならびに診療内容を正確に記録・共有できることを確認しました。これにより、離島においても質の高い診療支援と効率的な情報管理が両立可能であることが実証されました。
●成果:離島における質の高い診療支援と効率的な情報管理体制の確立
本実証では、八丈島の「ゆーゆー牧場」で飼育されているジャージー牛の乳牛に対し、日本大学の堀北教授が約300km離れた神奈川県藤沢市のキャンパスから遠隔診療を実施しました。
・遠隔診療の実施
牧場スタッフが「U-メディカルサポート」を用いて乳牛の様子を伝え、堀北教授はリアルタイム映像を通じて乳牛の様子を確認し、必要な診療を行いました。
・電子カルテ化
診療結果は、その場で「U-メディカルサポート」により電子カルテ化されました。これにより、従来紙や口頭が中心だった離島での診療情報をデジタル化し、継続的な記録の蓄積と将来的なデータ活用に向けた基盤を整えました。

●日本大学 堀北 哲也 教授によるコメント
離島や僻地における獣医師不足は、畜産業の存続に関わる喫緊の課題です。今回の実証を通じて、遠隔地からでも映像で牧場スタッフと連携し、正確な診療が可能であることを確認できました。
また、診療内容を即座に電子カルテとして記録できることは、情報の正確な伝達と蓄積において極めて重要です。複数の獣医師や牧場スタッフが情報を共有できる「U-メディカルサポート」を活用した、「ゆーゆー牧場」 での一歩を契機に、データに基づいた遠隔診療を推進して、畜産業の明るい未来を創っていきたいと考えています。
●八丈島乳業株式会社が運営する「ゆーゆー牧場」について
「ゆーゆー牧場」は、東京から南へ約300km、海風と豊かな緑に囲まれた八丈島に位置しております。ここでは、ストレスフリーな環境で「ジャージー牛」の放牧酪農が行われています。
・特徴:自然豊かな環境で育つジャージー牛からは、非常に濃厚で甘みのある希少な生乳が搾られます。
・ブランド:看板製品である「八丈島ジャージー牛乳」や「八丈島ジャージーヨーグルトドリンク」は、島内外で高く評価されています。
・本実証の目的:このブランドを支える「牛の健康」を守るための先進的な取り組みとして、本実証が行われました。
●日本大学 堀北 哲也 教授によるコメント
離島や僻地における獣医師不足は、畜産業の存続に関わる喫緊の課題です。今回の実証を通じて、遠隔地からでも映像で牧場スタッフと連携し、正確な診療が可能であることを確認できました。
また、診療内容を即座に電子カルテとして記録できることは、情報の正確な伝達と蓄積において極めて重要です。複数の獣医師や牧場スタッフが情報を共有できる「U-メディカルサポート」を活用した、「ゆーゆー牧場」 での一歩を契機に、データに基づいた遠隔診療を推進して、畜産業の明るい未来を創っていきたいと考えています。
●八丈島乳業株式会社が運営する「ゆーゆー牧場」について
「ゆーゆー牧場」は、東京から南へ約300km、海風と豊かな緑に囲まれた八丈島に位置しております。ここでは、ストレスフリーな環境で「ジャージー牛」の放牧酪農が行われています。
・特徴:自然豊かな環境で育つジャージー牛からは、非常に濃厚で甘みのある希少な生乳が搾られます。
・ブランド:看板製品である「八丈島ジャージー牛乳」や「八丈島ジャージーヨーグルトドリンク」は、島内外で高く評価されています。
・本実証の目的:このブランドを支える「牛の健康」を守るための先進的な取り組みとして、本実証が行われました。

ゆーゆー牧場の様子
2. 今後の展望:データ活用による「予防医療」の実現へ
今後は、本実証で確立した『遠隔診療の仕組み』をベースに、牛用個体管理システム「U-motion®」による24時間の行動モニタリングデータを掛け合わせることで、異常の早期発見から遠隔診断、処置指示までをシームレスにつなぐ「オンデマンド型診療支援体制」の実現を目指します。
ステップ1:AIによる24時間365日の「見守り」自動化
「U-motion®」が牛の活動量や反芻(はんすう)時間などの行動データを24時間自動で計測・蓄積します。これにより、現場スタッフや獣医師が常に監視する必要がなくなり、牛のわずかな体調変化も逃さずキャッチできる体制を整えます。
ステップ2:異常検知から遠隔診療までの「即時対応」連携
センサーが異常の兆候を検知した際、即座に獣医師へ通知し、遠隔からデータを確認した上で助言や指示を行う「オンデマンド型」の診療支援体制を実現します。これにより、移動や待機に伴う負担を抑えながら、適切な初期対応や予防的対応を早期に開始できます。
ステップ3:持続可能な獣医療スタンダードの確立
デジタル技術を駆使し、獣医師の知見を「必要な時に、必要な場所へ」届けられる仕組みを広げることで、離島の畜産を支える「ゆーゆー牧場」のような農家が、より安心して営農を継続できる社会を目指してまいります。
各企業概要
■日本大学 生物資源科学部 獣医学科 獣医産業動物臨床学研究室
代表者:教授 堀北 哲也
所在地:神奈川県藤沢市亀井野1866
URL:https://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~NUBSfarmanimal/
■八丈島乳業株式会社(ゆーゆー牧場)
代表者:代表取締役 歌川 真哉
所在地:東京都八丈島八丈町三根5903番1号
URL:https://www.hachijo-milk.co.jp/
■株式会社スカラコミュニケーションズ
代表者:代表取締役 新田 英明
本社所在地:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ32F
URL:https://scala-com.jp/
■デザミス株式会社
代表者:代表取締役 清家 浩二
本社所在地:東京都江東区青海 2-7-4 the SOHO417
URL:https://www.desamis.co.jp
お問い合わせ先
日本大学 生物資源科学部 獣医学科 獣医産業動物臨床学研究室
教授 堀北 哲也
Email:horikita.tetsuya@nihon-u.ac.jp
株式会社スカラコミュニケーションズ
エンタープライズセールスコンサルティング部(担当:能重、大谷)
Email:info_u-medicalsupport@scala-com.jp
デザミス株式会社
広報担当:今、菊池
電話:03-6380-7239 Email:pr-r@desamis.co.jp