愛知県農業共済組合(以下、NOSAI愛知)に当社、デザミス株式会社、三井住友海上火災保険株式会社の3社で展開している牛の総合診療サポートツール「U-メディカルサポート」が導入されました。
従来、家畜の死亡廃用共済手続きに関する確認作業には、NOSAI職員(獣医師・事務員)の現地での立ち会いが必要とされていましたが、令和4年度に家畜共済の損害認定準則が改正され、家畜共済へ加入する農家がGPSタグまたは特定の目印を施した牛の画像を送信することで、共済手続きをオンラインで完結できるようになりました。
「U-メディカルサポート」は農家がスマートフォンやタブレット等で撮影した画像の位置情報をそのままシステムへ取り込むことができ、牛の個体情報と農家情報を自動で連携させる一元管理機能により死亡した牛を遠隔で診断することができます。
そのため、従来現地で診断していた業務を本機能で代替することが可能となり、NOSAI職員の業務負荷軽減や、共済手続きの業務効率化を実現することができます。
また、牛の個体情報に紐づく農家情報を取り込むことで、該当の個体が保険請求の対象か否かを簡易判別できる機能も備えており、NOSAI職員が死亡廃用共済の対象か否かを判別する手間を削減できる効果も期待されます。
<ご利用イメージ>
【U-メディカルサポートについて】
https://u-medicalsupport.com/
■問い合わせ先
株式会社スカラコミュニケーションズ 共創事業部(担当:下山、丹治)
Tel:03-6418-3973 E-mail:info_u-medicalsupport@scala-com.jp